Menu

Home
講座一覧
ポストコンテンポラリーアート 序説−上演をキーにアートを考える方法を整理する−  岸井大輔

ポストコンテンポラリーアート 序説−上演をキーにアートを考える方法を整理する−  岸井大輔



定員 8 名
開催期間:5月〜7月(全10回)
授業日:火曜日/午後7時30分~午後10時
(5/8、5/15、5/22、5/29、6/5、6/12、6/19、6/26、7/3、7/10)[全10回]
 ※授業日は変更になる可能性があります。
学費:50,000 円 教程維持費:5,000 円(通額)


参加型アートプロジェクトや、鑑賞者がやることで成立するインスタレーション、朗読や解説ツアーを伴った美術展など、上演と考えられる表現が一般化した。上演は 時間をともにすることコンテンポラリー そのものであるので、コンテンポラリーアートがそうなったのは必然といえるだろう。結果、展覧会などのイベントがアートワークであるかのようにみなされ、エンタメやバズがアートに必須ということになりはてた。

この愚劣な事態を解消しようにも、上演の理論は、演劇学の理論書「パフォーマンスの美学」がアブラモビッチの批評からはじまったり、美術史家クレア・ビショップの「人工地獄」が参加型アートを美術史ではなく演劇史に位置づけるべきだと主張するなど、ジャンル横断的なのが特徴。しかし、領域を超えて考えたり語ったりするコトバはまだまだ未熟で、批評が機能しにくい。

本講座は、美学・詩学・演劇学など、相互に矛盾する「上演」を語る言語を講師から網羅的に紹介し比較検討し、上演を考える新しいコトバを受講生とともに切り開き、コンテンポラリーを超えることを目的とします。自分で考えたいアーティストやパフォーマーや批評家とその志望者、最近のアートの動向を語る言葉がほしいアートファンが対象です。

 

5月期(5月−7月)は昨年度の講座「上演をキーにアートを考える方法を整理する」のバージョンアップ再演。各回、一冊の書籍とそこで紹介されている作品および影響や対立する主張を取り上げる。(読んでこなくてもよいが、上演を考える上ではどの本も必読といっていいだろう。)

10月期(10月−)の「ポストコンテンポラリーアート 本説」ではポストコンテンポラリーアートの諸問題を扱っていく。昨年受講していない方は通年での受講をお願いしたい。

 

岸井大輔

 

授業内容


上演をキーに、アートを考える方法を整理する

 1 上演 リヒテ「パフォーマンスの美学」
 2 参加 ビショップ「人工地獄」
 3 自律 ランシエール「解放された観客」
 4 自由 カント「判断力批判」
 5 リミナリティ シェクナー「パフォーマンス研究」
 6 詩 ハイデガー「芸術作品の根源」
 7 時間 ドゥルーズ「差異と反復」
 8 イメージ アガンベン「スタンツァ」 

 

講師プロフィール


岸井大輔

岸井大輔
1970年生。劇作家。他ジャンルで追求された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。代表作「potalive」「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」現在blanclasにて「岸井戯曲を上演する」シリーズを月1で行いながら、集団と制作の関係を問い直す「始末をかく」を公開制作中。
https://www.kishiidaisuke.com/

 

 

この教程に受講を申込む

 

 

〈研究室〉
Nakazawa Hideki

▷授業日:隔週水曜日 19:00〜22:00
美術作家中ザワヒデキの自筆文献を受講生が読み解き研究の課題とし、本人が積極的に推し進める。芸術理念を反映している多岐にわたる文章を、受講生自身の個々の問題意識に併せ捉え直し、共に議論することを主な目的とします。

JINMO

▷授業日:曜日不定(月2〜3回/年間27回) 19:30〜21:30
本講義は芸術表現の技法や知識といった”情報”の伝授の場ではない。五感、総ての感覚器官で対峙する状況における美の”体験”を実感する場としたい。良質のインプット無しには良質のアウトプットはあり得ない。美しいインプットに貪欲であれ。

岸井大輔

▷授業日:火曜日(5月〜7月・全10回) 19:30〜22:00
本講座は、美学・詩学・演劇学など、相互に矛盾する「上演」を語る言語を講師から網羅的に紹介し比較検討し、上演を考える新しいコトバを受講生とともに切り開いていくことを目的とします。