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上演と作品をキーにアートを考える方法を整理する −ポストコンテンポラリーアート0+1−  岸井大輔

上演と作品をキーにアートを考える方法を整理する −ポストコンテンポラリーアート0+1−  岸井大輔



定員 8 名
開催期間:5月〜 7月(全10回)
授業日:火曜日/午後7時30分~午後10時
(5/14、5/21、5/28、6/4、6/11、 6/18、6/25、7/2、7/9、7/16)[全10回]
 ※授業日は変更になる可能性があります。
学費:50,000 円 教程維持費:5,000 円(通額)


観客参加型のアートプロジェクトや、鑑賞者がいなければ意味のないインスタレーション、朗読や解説ツアーが必要な展示など、「上演」で考えられるアートが増えています。では、そのような表現の何が「作品」なのかと考えると難しい。なぜなら、上演の理論は、アブラモビッチの批評から入る演劇理論書「パフォーマンスの美学」や、参加型アートを演劇史に位置づけるべきだと主張する「人工地獄」などジャンルを横断して考えるのが常ですが、領域を超えて考えたり語ったりするコトバは、まだまだ開発中で生硬。その上で作品を再定義するのは困難だからでしょう。

本講座は、美学・詩学・演劇学など、相互に矛盾する「上演」と「作品」を語る言語を講師から網羅的に紹介し比較検討し、考え、新しいコトバを受講生とともに切り開いていくことを目的とします。自分で考えたいアーティストやパフォーマーや批評家とその志望者、最近のアートの動向を語る言葉がほしいアートファンが対象です。

去年1年間に美学校で講義したエッセンスを半期でやります。去年関心があったけれど受けられなかった方はぜひ。また、今回の講座を踏まえ、今後、ポストコンテンポラリーアート2として「PLAY」についての講座を準備中です。PLAY理論に関心のある方も前提としておさえておくとよいでしょう。

以下をテキストに講義をします。量が多いので必読とはしません。が、どれもとても面白いです。興味があったら眺めてきてほしいです。読むべきはどれか、初回の講義で簡単に紹介します。

 

岸井大輔

 

 

授業内容


上演をキーに、アートを考える方法を整理する

 

1 上演 リヒテ「パフォーマンスの美学」 シェクナー「パフォーマス研究」
2 政治 ビショップ「人工地獄」 ランシエール「解放された観客」
3 自由 カント「判断力批判」
4 反復 ハイデガー「芸術作品の根源」 ドゥルーズ「差異と反復」
5 上演論まとめ
6 戯曲 デューリング「プロトタイプ」 グッドマン「世界制作の方法」
7 作品 アーレント「人間の条件」 バルト「物語の構造分析」
8 アクセス ハーマン「四方対象」 フーコー「言葉と物」   
9 反作品 ナンシー「無為の共同体」 フリード「芸術と客体性」
10 作品論まとめ

 

講師プロフィール


岸井大輔

岸井大輔

1970年生。劇作家。他ジャンルで遂行された形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。代表作「potalive」「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」「始末をかく」
2019年に自身のカンパニー「PLAYS and WORKS」旗揚、ポストコンテンポラリーアートについて考えている。
https://www.kishiidaisuke.com/

 

 

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〈研究室〉
Nakazawa Hideki

▷授業日:隔週水曜日 19:00〜22:00
美術作家中ザワヒデキの自筆文献を受講生が読み解き研究の課題とし、本人が積極的に推し進める。芸術理念を反映している多岐にわたる文章を、受講生自身の個々の問題意識に併せ捉え直し、共に議論することを主な目的とします。

JINMO

▷授業日:曜日不定(月2〜3回/年間27回) 19:30〜21:30
本講義は芸術表現の技法や知識といった”情報”の伝授の場ではない。五感、総ての感覚器官で対峙する状況における美の”体験”を実感する場としたい。良質のインプット無しには良質のアウトプットはあり得ない。美しいインプットに貪欲であれ。

岸井大輔

▷授業日:火曜日(10月〜3月・全10回) 19:30〜22:00
本講座は、ポストコンテンポラリーアートを、「PLAY」を巡る言語を講師から網羅的に紹介・比較検討しながら、芸術を考える新しい思考を受講生とともに切り開いていくことを目的とします。

岸井大輔

▷月一回/全10回 19:00〜22:00
音楽家/俳優/著述家など、多岐に渡る活動を包括する名称として“スタディスト”を名乗り、独自の活動を続けている岸野雄一。この講座では、岸野雄一の様々な活動の基盤を支える生涯を通した”学び”のための方法論を身につけていきます。