電子工作や、様々な電子ガジェット、APIなどを音楽体験につなげていく『Play the musicプロジェクト』の一環として、Arduinoを用いたワークショップが行われた。
手軽に電子工作を始められるマイコンであるArduinoだが、「それらをどのようにして面白い音楽体験に結びつけていくか」となると難しい/ハードルが高い部分も多い。この『Play the musicプロジェクト』では、技術を成果物としての音楽体験に結びつけることを目的として開催されており、今回のワークショップも、最終的に参加者が簡単なライブパフォーマンスを行ってもらうことがゴールとなっている。
今回の講師である『BreadBordBamd』の三人はMaker Fair Tokyo 2015などでもライブを行っているアーティスト集団で、ブレッドボード上の電子回路で電子パーツを差し替えながら演奏するという個性的なパフォーマンスで知られる。彼らのもと、技術を如何にパフォーマンスに昇華させるか。一日がかりのワークショップの模様を、当日のツイートからご覧頂こう。
Arduino+Mozziワークショップ始まりました。自作の電子楽器を作っていきます。 pic.twitter.com/BL2u8D93om
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さっそく手を動かしていきます #Arduino+Mozziワークショップ pic.twitter.com/fw228EJrkl
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ひとまずLEDが光りました pic.twitter.com/TRXFdqsKnG
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音が鳴りました pic.twitter.com/FBALW4R4GE
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アナログ回路で音を出した所で、いよいよArduinoのプログラミングを行なっていきます #Arduino+Mozziワークショップ pic.twitter.com/UEQZwe0mX3
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Arduino+Mozziワークショップ。午後からはいよいよMozziのコードを書いていきます pic.twitter.com/pSqFupoYx2
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Mozziでサイン波を出します(※怪しい宗教ではない pic.twitter.com/sjJhPyndGU
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Arduino+Mozziワークショップ、センサーによる周波数の変化などが可能になり、少しづつ複雑なサウンドが出せるようになってきました pic.twitter.com/d51HJmvf1F
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生成したサイン波を音楽的に制御していくプロセスに進みます。 pic.twitter.com/wABKlu0a9V
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スケールを設定し、つまみにアサイン。一気に音楽的になりました。 pic.twitter.com/4mHwUApIqe
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サンプラーを作りました。サウンドの幅が広がり、賑やかに。 pic.twitter.com/i3YgpUfuLC
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Arduino+Mozziワークショップ、いよいよ実際の演奏へ。ペアを組んで、演奏プランを話し合って作り上げていきます pic.twitter.com/mZZB7hYBNN
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Arduino+Mozziワークショップ、参加者による演奏発表。まずは女性ペアによるミニマルな演奏から pic.twitter.com/zZf5A48xVi
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二組目は、ブルージーなスケールをつまみにアサインしてメロディを演奏。 pic.twitter.com/wF0dcQHXVr
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3組目は解説しながら演奏。圧力センサーを使い、フレーズにランダムな変化が。 pic.twitter.com/Ak3cS7yJDK
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4組目は正統派電子音楽という感じ。ザラついたテクスチャと、破綻ギリギリのメロディーがかっこいい pic.twitter.com/g8lmpUuSzv
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5組目は『デジタル木魚』。ネタ的面白さだけでなく、突き詰めればこれは中々良い感じになるかも… pic.twitter.com/ZFWKf8uRX9
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最後のペアは複数のセンサーをフルに使って演奏。 pic.twitter.com/j26j4vyvH7
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最後は講師の三名による講評で〆 pic.twitter.com/pCSRgtjahD
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一日という短い時間の中、ゼロの状態からパフォーマンスにまで見事すべての参加者がたどり着くことができた。演奏を練る時間をもう少し設けられれば、さらにブラッシュアップしたパフォーマンスが出来たことだろう。 こうしたアイディアの種を各自が持ち帰り、今後のそれぞれの活動の糧にしてもらいたい。
今後も『Play the musicプロジェクト』に注目して頂ければ幸いである。