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【6/19(土)・20(日)】オープン講座『今更聞けない基礎教養講座シリーズ』〜西洋音楽史その1「クラシック編」 〜 講師:高山博

【6/19(土)・20(日)】オープン講座『今更聞けない基礎教養講座シリーズ』〜西洋音楽史その1「クラシック編」 〜 講師:高山博


▷本校作曲演習にて教鞭を執る高山博が「西洋音楽史」をテーマにしたオープン講座を行います。
オンラインでの開催になりますので、地方や国外在住の方もぜひお気軽にご参加ください。
お申込みに際しては最新版のZOOMをインストールの上、ご自宅の環境をあらかじめご確認ください。



◆西洋音楽史その1「クラシック編」 講師:高山博より

音楽の歴史は、様々な天才たちの苦闘の歴史でもあります。
特に、クラシック音楽として知らる、17世紀から19世紀の音楽は、現代のポピュラー音楽の理論的支柱になり、それに続く20世紀以後の現代音楽を生み出す母体ともなりました。
また、音楽の特性である、時間軸上での構造を生み出す工夫は、音楽上の様々な形式に結実するとともに、演劇や文学、身体表現とも結びつき、オペラやバレエといった舞台芸術も生み出し、ひいては映画にも巨大な影響をもたらしました。
こういった西洋音楽の歩みは、様々な芸術運動と同様、多くのクリエイターに共有されている共通の基盤といえます。継承するにせよ対抗するにせよ、無視することのできない問題系として、現在も参照され続けています。
ここでは、クラシック音楽に先立つ中世の音楽からはじまり、さらにその後の20~21世紀の音楽までの通史を、本学作曲演習講師の高山博が、建築、美術、舞台など、これらの豊富な映像/音楽素材を用いながら、視覚面からもわかりやすく語ります。
音楽史といっても単に教科書的な事実の羅列ではなく、現代からどのように考え、批評的に語ることができるのか、といった視点からそれぞれに時代の作曲家の抱えた問題を解きほぐし、さらにそれが大きく、同時代の他の芸術、時代精神とどのように関わってきたのかを見ていきます。
専門的な音楽用語の知識は必要ありませんし、またクラシックはもちろん音楽内部だけに留まる内容ではありません。
ポピュラー音楽を含めた現代の様々なスタイルの音楽の製作や演奏を行う人はもちろん、美術、パフォーミングアーツ、文学など、様々な表現領域に関わる人にとっても、実作に結びつく興味深い講義となることでしょう。


■講義内容(予定)
1日目
・中世の音楽:グレゴリオ聖歌
・ルネサンスの音楽:調と和声の誕生
・バロックの音楽:対位法とは何か
・古典派の音楽:クラシック・オブ・クラシック、古典派の美意識
・ロマン派の音楽:ロマンとは何か
・オペラとバレエ:物語る音楽
・後期ロマン派の音楽:神は死んだ

2日目
・印象派と表現主義:風景と心象
・国民楽派:民族意識とオリエンタリズム
・調性崩壊:無調とは、十二音音楽とは
・トータルセリエリズムと偶然性の音楽:ヒエラルキーの排除
・行為としての音楽、デザインとしての音楽:コンセプチュアルな方向
・ミニマル、クラスター、ミュージックコンクレート、電子音楽、音響派:新たな体験の地平へ

◎音楽に関する講座ですので、パソコンやスマホ内蔵のスピーカーではなく、イヤフォン/ヘッドフォンでの受講をお勧めします。


講 師:高山博
開催日:2021年6月19日(土)・20日(日)
時 間:13:00〜17:00
料 金:06/19(土)1日券
    一般・・・2,000円
    2021年度美学校在校生・・・800円

    06/20(日)1日券
    一般・・・2,000円
    2021年度美学校在校生・・・800円

    2日間通し券
    一般・・・3,000円
    2021年度美学校在校生・・・1,000円
※講座は、クラシック史全体が把握できるよう、体系的な論旨に沿って行いますので、2日間通しての受講を推奨いたします。

開 催:オンライン
受 付:06/19(土)及び2日間通し分はこちらのPeatix①よりお申し込みください
    06/20(日)分はこちらのPeatix②よりお申し込みください

 


[使用ツール]
■本講座はZOOMを用いて行います。
お申込み手続き完了後、Peatixより講義用のURLやパスワードをお送りしますのでそちらからご参加いただく形となります。
※プライバシー保護やハウリング防止のため、受講生の方はマイクとビデオをオフにさせていただきます事、予めご了承ください。

【ZOOMを始めて使用される方へ】
ZOOMはPCやスマートフォンにて、インストール不要で利用できるサービスです。ZOOMを利用したことがないという方はこちらの案内に従って、各自のご自宅から参加可能かどうか、音声や回線など、通信環境を必ずご確認ください。

 

◆講師プロフィール


高山博高山博

作曲家としては、NHK銀河テレビ小説『妻』、TV朝日 『題名のない音楽会』(出演)、国際交流基金委嘱『ボロブドゥールの嵐』、香川県芸術祭『南風の祭礼』、自らのバンドCharisma『邂逅』(キングレコード)など、イベント、放送、CD作品など多岐にわたる。 執筆では、『ポピュラー音楽作曲のための旋律法』『ビートルズの作曲法』などの、音楽理論書や、 『Pro Tools 11 Software徹底操作ガイド』『Logic Pro X for Macintosh徹底操作ガイド』などのDAWのテクニカルな解説など、音楽雑誌でも健筆をふるう。 東京藝術大学大学院講師、東京工芸大学講師。

 

 


〈研究室・オープン講座〉


ライター講座 〜ライティングのための編集、編集するためのライティング〜 講師:柳樂光隆+ゲスト講師

▷授業日:隔週月曜(全15回+オンライン添削)
 19:00 〜 21:30
座学と実技・添削から成る実践的なライター講座です。授業でのインプットのみならずDiscordを活用したオンラインでの課題添削により、編集的な思考のもと文章を書くスキルを鍛えます。


美楽塾 JINMO+ゲスト JINMO

▷授業日:月曜(月1〜3回/年間20回) 
 20:00〜22:00
本講義は芸術表現の技法や知識といった”情報”の伝授の場ではない。五感、総ての感覚器官で対峙する状況における美の”体験”を実感する場としたい。良質のインプット無しには良質のアウトプットはあり得ない。美しいインプットに貪欲であれ。


映画を聴く 岸野雄一 岸野雄一

▷授業日:2021年 5/11、5/25、6/8、6/22、7/6、7/20、8/3、8/10
全て火曜日 20:00~22:00(全8回)
この講座では、映画における音/音楽の歴史や方法論、その効果を読み解く技術、すなわち『映画の聴き方』を身につけていきます。講師の所有する膨大な映像アーカイブをプレイバックしながら、20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。


歌というフィクション(2) 大谷能生 大谷能生

▷授業日:2021年 5/14、6/11、7/09、8/06、9/10、10/8
全て金曜日  19:00 〜 21:30(全6回)
この講義では、近世から現代までの日本における、その時々の「歌」が生み出してきたフォーマットを辿ることを縦軸に、そして、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』および菅谷規矩雄『詩的リズム』において展開されている言語論を横軸にして、どのような力の合成がフィクションとしての「歌」を成り立たせているのかの解析を試みます。