「モード研究室」2016年度 修了展のお知らせ


2016年度 美学校モード研究室修了展

「ダンディズム【dandyism】」



美学校の講座「モード研究室(ファッションの現場から)」の2016年度の修了展を開催いたします。


出展者:濱田謙一(講師)、梅木ミキ、サカガミリサ、堀江進司、宮川泰晃
会 期:2017年4月29日(土)12:00〜23:00(18:00〜 特別ゲストをお招きしてトークイベント)
       4月30日(日)12:00〜18:00(14:30〜 修了生による即興ソロダンス)
会 場:美学校 本校(地図
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F

トークイベント


日時:4月29日(土)18:00〜
特別ゲスト:岡本裕一朗氏(哲学・倫理学者 玉川大学教授)

紹介文
人間は動物の仲間だが、他方で動物とは違った存在として考えられてきた。
動物と人間のどこに違いがあるのかということに端を発し、芸術や科学、社会など領域横断的に思想を展開。
理論的な研究にとどまらず映画や小説、TVや雑誌といったメディアに手を広げ、現代社会における人間と文化のあり方を具体的に分析する。

ダンディズムに寄せて
モード研究室は、洋服というメディアを通して自分なりの表現を模索する場である。
人間と動物を隔てる大きな違いとして、服は大きな役割を果たしている。
そこで哲学者の考える洋服、ダンディズムという精神についてお話しを伺う。(文責:サカガミ)

即興ソロダンス『 服と踊る 』


日時:4月30日(日)14:30〜 上演時間30分(予定)
出演:堀江進司(2013年度 モード研究室受講)

プロフィール
社会人としての日常の傍、ダンスとミシンにおける試行錯誤が精神安定剤となる中年。
94年からダンスの稽古に通い始め、これまでに、江原朋子、上杉満代、黒沢美香の門を叩き師事。
2003年から2016年まで、黒沢美香&ダンサーズに参加。現在、追悼公演の準備に関わっている。
ダンディズムに寄せた服に囲まれながら、その場の空気を吸い込んで動いてみる。
生まれるそばから消えゆくものと、残るものがある。それをダンスと呼びたい。(堀江進司)

Hamada Kenichi

▷授業日:毎週土曜日 18:30〜21:30
モードを考えるところからスタートし、実際に服を作り上げるまでの授業です。何かを想像し考え、自分の中に入り込み転がり込んで出てゆく瞬間の表現手段が服であったなら、どのような作品が生まれるのかをテーマに授業を進めます。