【7/17-7/30】美学校・ギグメンタ2017 鍋田庸男×宮嶋葉一 展「W.B.B.R.」


美学校ギグメンタ2017

鍋田庸男×宮嶋葉一 展「W.B.B.R.」



「ギグメンタ」(「GIGMENTA」)は、長年に渡って様々な表現者を輩出してきた「美学校」が中心となり毎年開催しているアートプログラムです。今回のギグメンタ2017では、鍋田庸男と宮嶋葉一の二人展を開催いたします。

展覧会タイトルである「W.B.B.R.」は、White(白)、Black(黒)、Blue(青)、Red(赤)の頭文字から採られています。かつてアンリ・マティスは、この四色、つまり白、黒、青、赤で絵を描くように弟子たちに教えました。ミニマルな形態の中に静謐な絵画性を纏うレリーフを制作する鍋田庸男と、ユーモアを持って選ばれたモティーフを簡素化し大胆なストロークで描く宮嶋葉一。本展では、ベクトルの異なる両者から浮かび上がってきたマティスという共通項と「W.B.B.R.」というキーワードを元に、両者が長い時間をかけて旅をしてきた絵画の地平をご覧いただきます。長年、美学校で絵画教程の講師を務めてきた二人による展覧会です。是非ご来場ください。

美学校・ギグメンタ実行委員会


会 期:2017年7月17日(月・祝)〜7月30日(日)[会期中無休]
時 間:13:00〜20:00
会 場:HIGURE 17-15 cas(東京都荒川区西日暮里 3-17-15)
入場料:無料
協 力:HIGURE 17-15 cas
主 催:美学校・ギグメンタ実行委員会

《イベント》
・茶話会
日程:7月22日(土)19:00〜
参加費:無料

プロフィール


鍋田庸男

1972年関西美術院油絵科卒業。1978年美学校石版画工房修了。1990年~美学校造形基礎講師。1982年より個展活動。画廊春秋、AXISギャラリー・アネックス、NWハウス、Azabujuban Gallery他。グループ展多数。
「いまココに在る自然律のカ・イ・カ・ン」

宮嶋葉一

画家。1954年大阪府生まれ。1982年東京藝術大学大学院美術研究科油画修士課程修了。1988-98年ドイツ・デュッセルドルフ滞在。具体的な対象をモティーフに簡略化された線と強いストローク、対象に意味を持たせないスタイルが特徴。簡素化された構造と内包するユーモアのセンスが楽しめる作品を一貫して制作。