「映像表現の可能性」2016年度修了展のお知らせ


「映像表現の可能性」修了展

「さよなら共同体」



僕らは、関係性の整理のために、共同体への所属/離脱を繰り返す。

しかし実際のところ、そこには常に、僕ら自身による自由意志的な選択とはほど遠い、何か、抗いがたい強大な力が作用している。それがなんであるのかというのはあまりに多角的な問題で、ひとつの答えを出すことはできないし、その必要もない。
むしろ、僕らがいまここで関心を持つべきは、その影響下にある、ほかでもない自分自身の在りようについてのように思われる――。

それでもなお、いったい何を、誰かに見せたいと願うのか?
それでもなお、なぜ、「さよなら」、というのか?


出展作家:アサクライコイ、神谷紀子、さつかわゆん、田中志遠、森田圭祐、吉田博
会 期:2017年4月12日(水)〜4月16日(日)
時 間:12:00〜20:00(最終日のみ18:30まで)
会 場:HIGURE 17-15 cas (東京都荒川区西日暮里3-17-15)
入場無料

《講評会》
日 時:4月15日(土)18:30~
「映像表現の可能性」講師陣による講評会を行います。
(講師:倉重迅/田中偉一郎/阿部謙一)

Kurashige Jin

▷授業日:毎週月曜日 19:00〜22:00
現代美術においての「映像(動画メディア)」に特化しながら、実際に作品制作を行っていきます。発想の幅を広げ、技術や理論を身に着け、アイデアを具現化していくなかで、映像の魅力や可能性を感じることができるはずです。