【3/27】岸野雄一トークセッション第三夜・細馬宏通 × 佐藤直樹『映像を聴く/音楽を観る』



岸野雄一をホストにお送りする三ヶ月連続トーク企画の第三夜です。 

最終回となる今回は、細馬宏通(人間行動学者・滋賀大教授)、佐藤直樹(デザイナー・Asyl)との特別鼎談をお送りします。

■この三名によるトークについて;

Twitter上での三者の『視覚』と『聴覚』についての意見交換をきっかけにはじまったこちらの鼎談。2013年に第一回目を開催以来、ほぼ毎年のペースで開催してきました。

 【参考】
 ・細馬宏通、佐藤直樹、岸野雄一によって交わされた知覚についてのツイートまとめ

音楽、人間行動学、デザインと、異なる知覚のフィールドで活躍し、多忙を極める三名。そんな彼らが年に一度集い、一年間の思考の成果を存分に語り合う場となります。今年はどういった視点が示されるか、思考の場にぜひお立ち会いください。

■イベントに先立ち、三名のTwitter上で公開意見交換が行われます。三者によるやり取りにぜひご注目ください。

岸野雄一

佐藤直樹

細馬宏通


【イベント詳細】

出 演:岸野雄一、佐藤直樹、細馬宏通
日 程:2016年3月27日(日)
時 間:19:00~21:30
参加費:1.000円
会 場:美学校 本校(地図) 東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル 3F


ゲストプロフィール


佐藤直樹

1961年東京生まれ。アートディレクター。北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。肉体労働から編集までの様々な職業を経た後、1994年『WIRED JAPAN』創刊にあたりアートディレクターに就任。1998年、アジール・デザイン(現ASYL)設立。サンフランシスコ現代美術館パーマネントコレクション他、国内外で受賞多数。アート・デザイン・建築の複合イベント「CET(セントラルイーストトーキョー)」(2003〜2010)のプロデュースを経て、2010年よりアートセンター「3331 Arts Chiyoda」デザインディレクター。以降絵画制作の機会が増え、大館・北秋田芸術祭2014やTRANS ARTS TOKYOにも参加している。多摩美術大学教授。

 

細馬宏通

1960年生まれ。京都大学理学研究科博士後期課程修了(博士:動物学)を経て、現在、滋賀県立大学人間文化学部教授。日常生活の中の身体動作を研究している。また、絵はがき、パノラマ、塔などのメディア史、ポピュラー音楽史にも関心を寄せている。著書に『絵はがきの時代』『浅草十二階』(青土社)、『絵はがきのなかの彦根』(サンライズ出版)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか アニメーションの表現史』(新潮社)など。バンド「かえる目」では作詞作曲とボーカルを担当。


〈関連講座〉

▷授業日:毎月1回開催・全10回
この講座では、普段の『ことば』がおしゃべりを離れ、『歌』になっていくための様々な仕組みを扱います。わたしたちが普段用いていることばに埋め込まれた歌の可能性を掘り出していきます。わたしたちは歌を今よりももっと自由に捉え直すことができるでしょう。

Magic Kobayashi

▷授業日:毎週金曜日 19:00〜22:00
絵画、デザイン、イラストレーション、映像、写真、これらの表現を総合的に考察、批評し、さらに各々の実践を軸として講義を展開します。それらを個々の仕事に還元するだけでなく、新しい創造に繋げていこうと考えています。

Kishino Yuichi

▷授業日:木曜日(月一回・年間10回) 19:00〜21:30
音と映像の関係を様々な作品のワンシーンをプレイバックしながら 実例として学び、映画音楽とは何かを思考していく講座です。20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。

Kishino Yuichi

▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
ライブやDJイベント、インスタレーションなど様々なイベントを企画・宣伝・制作・開催することを実践しながら、体験としてその方法論や技術を学んでいきます。小規模な企画から始まり、一年かけて、大規模な企画の制作・実践へと進みます。