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写真工房  西村陽一郎

写真工房  西村陽一郎



定員 10 名
期間:2017年5月中旬〜2018年3月
授業日:毎週金曜日 午後1時~午後5時
学費:170,000 円 教程維持費:10,000 円(通額)


写真工房

 

モノクロ写真の基礎講座です。

光と感光材料の関係、カメラの持ち方やフィルムの入れ方など、初歩的なところから順を追って実習を進めていきますので、まだカメラを持っていないという初心者の方でも大丈夫です。

まずは、自分で撮った写真を自分で現像し、引き伸せるようになりましょう。そして毎週 1 回、これをこつこつと続けて下さい。

学校の暗室は授業日以外も使えますから、やりたいひとは何度でも、納得いくまで作業する事ができるでしょう。

大切なのは、自分の好きな写真をなるべくたくさん撮り、たくさんプリントする事です。

一年間あっという間だと思いますが、皆で共に楽しみながら、真剣に写真と取り組んでいきましょう。

西村陽一郎

 

授業内容


サイアノタイプ

【前期】

  • 暗室体験(フォトグラム、ピンホール)
  • モノクロ写真の基礎(撮影、現像、ベタ焼き、プリント、スポッティング)

【中期】

  • 作品の仕上げ方(ドライマウント、ブックマット)
  • 暗室実習(多階調印画紙、焼き込み&覆い焼き、大伸ばし、サイアノタイプ)
  • 撮影実習(ストロボ、クローズアップ)

【後期】

  • フォトデッサンの継続
  • 暗室実習(各種感光材料、薬品)
  • 撮影実習(中判カメラ、大判カメラ)

※ 生徒持ち道具・材料

35mmカメラとレンズ(ブローニー可)の他、感光材料と薬品、整理・保存用品などの消耗品

 

講師プロフィール


西村陽一郎

西村陽一郎

1967年東京生まれ。美学校で写真を学び、撮影助手を経て1990年に独立。モノクロのフォトグラムを中心に、植物や水、昆虫、ヌードなどをモチーフとした作品を発表している。期待される若手写真家20人展、ヤング・ポートフォリオ展、’99 EPSON Color Imaging CONTEST、PHILIP MORRIS ART AWARD 2000、TPCCチャレンジ、2003京展などに入選。 

 

 

講座レポート

展示に学び、受講生に学び、写真に学ぶ―写真工房


文・写真=木村奈緒 写真=皆藤将

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ビルのワンフロアに位置する美学校。フロアには講座が行われる教場や、リトグラフのプレス機が置かれた制作スペースなどが広がる。その片隅に、黒いカーテンで仕切られた小さな部屋がある。暗幕の向こう側の様子は外からうかがい知れない。容易に開けてはならない雰囲気すら漂う。と思うと、時折中から人が出てくる。

鋭い方はお分かりだろうが、この暗幕で閉ざされた部屋は写真を現像するための暗室で、中から出てきた人は写真工房の受講生だ。講座は週一回だが、受講生であれば暗室は常時使用できる。誰もいないと思っていた暗幕の向こうからふいに人が出てくるのは、受講生が昼夜を問わず現像に励んでいることの証しでもある。

2000年にカメラ付携帯電話が発売されて「写メ(ール)」という言葉が常用語になってから、「写真を撮る」ことは特別なことではなくなった。今や誰もが毎日何かしらの写真を撮っているのではなかろうか。そう考えると、写真工房の受講生も「毎日写真を撮っている人たち」のひとりにすぎない。だけど、フィルムカメラで写真を撮り、暗室にこもり、写真を現像し、また写真を撮りに出かける受講生たちの眼差しは真剣そのものだ。今、「写真」について誰よりも真正面から向き合っているのは、写真工房の受講生たちではないだろうか。彼らが黙々と写真に向き合う理由を取材した。・・・続きを読む

 

 

講師インタビュー

写真工房ー西村陽一郎


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━━━写真工房では一年を通してどのように授業を進めていくのでしょうか?

西村 まずは暗室に入って光でものを描いていくということから始めます。一通り暗室作業ができるようになってからも、僕がテーマを出して具体的に何かを撮ってこさせるということはしません。

大切なのは、その人が撮りたいと思うものをなるべくたくさん撮って、たくさん写真にすることです。

━━━こんな人に写真工房に来てほしいとか希望はありますか?

西村 うーん…やはり写真が好きな人ですかね。

━━━例えば、大島君(インタビューに同席していた生徒)は、美学校に来た時、写真の初心者でしたよね。

大島 僕は美学校に来るまで写真を撮ったことがなくて、授業が始まってからカメラを買って、写真工房で色々と教わりました。カメラは全くの初心者だったんですが、しっかりと教えてもらえました。

西村 彼が来た時はカメラを持ってなくて、初めてカメラを買ったのは授業が始まって一ヶ月ぐらいしてからでしたね。銀座に一緒に買いに行ったんです(笑)。

━━━フィルムのカメラを扱うのが初めてという人でも、少しずつ写真を学んでいけるということですか?

西村 はい。そうです。まずはフォトグラムといってカメラを使わない写真から始めます。

━━━最近ではカメラもフィルムではなくデジタルが主流になっています。そういった中で、デジタルと違った銀塩(フィルム)の楽しさ、面白さというのはどのようなところなのでしょうか?

西村 本当はいけないんだけど「あぁやっちゃった!」というようなことがたまにあることかな(笑)。でも、そういう時に結構面白いものができたりする。・・・続きを読む

 

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過去の修了展など


 

過去の展覧会の記録写真

2015年度写真工房展「All My Relations ~全ての存在と繋がっている~」
【イベントレポート】美学校 写真工房「泉谷 恵・宮坂 泰徳展」
2014年度写真工房「泉谷 恵・宮坂 泰徳展」
2013年度写真工房7人展「コーナー」
2012年度工房展
2011年度工房展

 

 

〈版画/写真〉
Matsumura Hiroshi

▷授業日:毎週月曜日 13:00〜17:00
カリキュラムは非常に厳しく設定してあります。1年目では困難だがまずは基本的なトレーニングから始める。同時に意図した色が確実に定着出来るメリットを生かして色彩研究にも取り組みます。

Sasaki Yoshie

▷授業日:毎週火曜日 13:00〜17:00
石や金属の版の上に脂肪分を含んだ画材で、自由に描いたものを版にすることができ、ドローイングや自由な描画、筆やペンで描いた水彩画のタッチを出したり、色を重ねることによって複雑な色合いを出すことができる技法です。

Uehara Shuichi

▷授業日:毎週木曜日 13:00〜17:00
銅版画の特徴として、一つは凹版であることが挙げられます。ドライポイント、エッチング、アクアチントといった銅版画技法の基本技法と、インク詰め、拭き、修正、プレス機の扱いなど、刷りの基本技術を学びます。

Kiyono Koichi

▷授業日:毎週水曜日 18:30〜21:30
銅版に触れ合うことによってモノ作り本来の楽しさを体験し、美術表現を創造する「発見」の場をめざします。従来の「版画」の垣根を取り払い、柔軟に他のメデイアとの交流を図り、研究し模索する制作現場です。

Nishimura Yoichiro

▷授業日:毎週金曜日 13:00〜17:00
カメラの持ち方やフィルムの入れ方など、順を追って実習を進めていきます。フィルムカメラによる撮影、ケミカルをつかった手現像、バライタ印画紙への手焼きプリント、筆と墨による修正などが中心のカリキュラムです。